アレン「今後はシリアスな映画を作りたい」
2006-03-03


The Age に掲載されたジム・シェンブリとのインタビューによれば、アレンはコメディよりもシリアスな(dramatic)映画の方が作っていて楽しいと感じており、残された時間で今後はシリアスな映画を作っていきたいと感じているとのこと。

「もしどんな映画を作るか自分で決められたなら、シリアスな映画をもっとたくさん撮っていただろう。多分これから作る映画では、シリアスなものをもっとやっていこうと思う。『マッチポイント』の後に『スクープ』という軽いコメディを撮った。観客が楽しんでくれることを願っているけど、僕自身は作ってる最中は『マッチポイント』ほど楽しくなかった」

「シリアスな映画の方が日々の撮影は楽しい。ジョークが笑えることを確認しながら早いペースで撮らなければならないお笑い映画よりもね。コメディはペースをすごく早くしなければならないので、カメラワークを楽しんだり、場面をいろいろ検討したりできない。なぜならスピードがすごく大事だからだ」

「だから思ったよ。『どうしてコメディをやるんだ。シリアスな映画を作り続けた方がいいんじゃないか?』ってね」

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